ピルスナーの王様【ウルケル】を缶ビールで美味しく頂くための話

このビールの特徴
個人的好み
(4.5)
キレ
(4.0)
苦み
(4.0)
甘味
(3.0)
香り
(3.0)
コク
(3.0)
酸味
(1.0)

今回の記事はこのような人におすすめ。

・ウルケルってどんなビールなの?

・海外産でお気に入りのビールを知っておきたい!

・モルトやホップって聞いたことはあるけど何なんだろう?

ミズキ

全世界で最も普及しているピルスナーというスタイルの元祖「ウルケル」

ビール好きに知らない人はいないほど有名なのですが、

当時の歴史や産地、醸造法など様々な偶然が重なり完成したと言われています。

この記事を読み終えると、ウルケルに詳しくなりビール通に一歩近づくこと間違いなしです。

是非今日もビール片手にごゆっくりご覧ください☆

まとめ
  1. 世界で7割を占めるピルスナーの発祥
  2. 1842年チェコのピルゼンが発祥。ウルケルとは「元祖」を意味する
  3. 失敗作が転じて瞬く間に世界中に広がっていった
  4. 現在も発祥当時と同じ原料・場所・醸造法で製造
  5. モルトの甘味・ホップの苦みの対比がハッキリと味わえる一品
  6. 2021年6月1日から日本全国でも販売

ウルケルの基礎知識

シュン

ミズキさん、ウルケルの特徴について教えてください!
OK!まずは基本的なことから紹介していくわね。

ミズキ

ウルケルの基礎知識

・発祥国:チェコ(ピルゼン)

・アルコール度数:4.4%

・内容量:330ml

・スタイル:ピルスナー

・発酵法:ラガー(下面発酵)

シュン

スタイルは日本でも馴染み深いピルスナーなんですね!

ウルケルは世界で最も有名なビールの1つ。

6/1~日本全国で販売されているから一度は飲んでおきたいビールと言えるわね。

ミズキ

ウルケルの発祥はどこ?

シュン

ウルケルとはどの国発祥のビールなのでしょうか?
1842年にチェコのピルゼンで生まれたビールよ。

ミズキ

シュン

そんなに昔から続くビールなのですね…!

白いラベルグリーンの文字にも重厚感があって特別な雰囲気を感じます。

その通り。

中央に描かれた赤いラベルは醸造所の門を表しているのよ。

ミズキ

シュン

そもそもなのですが「ウルケル」とはどういう意味なのでしょうか?

そのまま日本語に訳すと「元祖」を意味するのよ。

ミズキ

シュン

元祖とは何やら歴史の深さを感じますね。。

確かラガービールの中でもピルスナーは最も普及しているスタイルでしたよね。

その通り。

ピルスナーは世界的にも最もポピュラーで7割を占めていると言われるわ。日本では9割以上よ。

つまり、ウルケルはピルスナーの生みの親ということなの。

ミズキ

シュン

ピルスナーの元を辿るとウルケルに行き着くというわけですね…!

ウルケルが誕生した経緯は?

失敗作から生まれた!?

シュン

ピルスナーの生みの親であるウルケルはどのようにして誕生したのでしょうか?
ラガービールと対象で語られるエールビール。

当時は濃色のビールしかなかった時代だったの。

ミズキ

シュン

ピルスナーといえば、黄金色のボディと真っ白な泡の対比が美しいですよね。

当時はそれがなかったということですね。

【基礎編】一度は耳にしたことがある「エール」や「ラガー」。その違いとは?
チェコのピルゼンはホップの栽培が盛んな地域だったんだけど、美味しいビールを作ることができなかったの。

その状況を打破するために市民が自ら醸造所を建てて、他国に教えを乞いてまで新しいビール造りに取り組んでいた記録もあるのよ。

ミズキ

シュン

凄い熱量ですね!具体的にはどんなことをしたのでしょうか?

ヨーゼフ・グロルというドイツの醸造家を招いてビールを醸造してもらったの。

だけど、出来上がりを見て市民は落胆。当時主流だったエールビールの濃く深い色合いとは全く違う色合いになってしまった

ミズキ

シュン

まさか。それが黄金色のボディと真っ白な泡の…?

そう、これがピルスナー誕生の瞬間なの。

失敗と思って飲んでみたら、爽やかな飲み口とホップの苦みが相性抜群。瞬く間に広まっていったの。

ミズキ

ピルスナーの発祥となる

シュン

小さな町が世界中で最も普及したビールの常識を作ってしまったと。夢がありますね…!

男のロマンってやつかしら?

爆発的に噂は広まりやがてドイツに逆輸入するまでになったの。

ミズキ

シュン

それぞれの国で違うスタイルとして広がっていったわけですね。

チェコ製ボヘミアン・ピルスナー

ドイツ製ジャーマン・ピルスナー としてさらに広がっていったの。

陶器に注いでいたビールをグラスに注ぐようになったのもこの時期からとも言われているわ。

ミズキ

シュン

香りや味わいだけでなく、視覚でもビールを楽しむようになっていったのですね!

ウルケルの原料や作り方に特徴はあるの?

厳選した原料と組み合わせ

シュン

ビールはモルト・ホップ・水に酵母を加えることで完成されると以前ミズキさんから教わりましたよね。

ウルケルはどのような組み合わせなのでしょうか?

まずモルト・ホップ・水・酵母4つはすべてチェコ産

モラビア産大麦ザーツ産ホップピルゼン軟水。すべて厳選された地元の素材よ。

ミズキ

シュン

地元の素材でこだわったビールってなぜか愛着が湧きますよね。

日本だと沖縄のオリオンビールもそうでした。

国産ビール好きなら知っておきたい!【オリオンビール】ってどんな味?

シュン

ウルケルの醸造が成功したのはなぜだったのでしょうか?
要因の1つはピルゼンの軟水にあるの。

ヨーロッパでは軟水は非常に珍しい水質なのよ。

ミズキ

シュン

確かに「エールビール×硬水」は相性がよいと教わりましたよね。

その反対で「ピルスナー×軟水」は非常に相性が良いの。

つまり軟水が少ないヨーロッパではピルスナーは醸造しづらい環境にあったということが言えるわね。

ミズキ

シュン

チェコでしか採れない原料とドイツから伝わった醸造法が合わさることで生まれた奇跡の組み合わせだったのですね。

175年守り続けている伝統的な醸造法

麦芽を3度糖化させる「トリプルデコクション」という伝統的な製法を採用していることも美味しさの秘訣なの。

ミズキ

シュン

トリプルデコクション、、何やら難しい言葉が出てきました。。

まずは言葉通りの理解でOKよ。

通常1回で済む工程を3回繰り返しているということ。

ざっくり言うと「麦芽→煮沸→麦汁→甘み成分を抽出」という工程なんだけど、この煮沸」を3度に分けて繰り返しているの。

ミズキ

シュン

旨味を最大限に引き出すためにめちゃくちゃ手間をかけているということなのですね。
そいううこと!

ちなみに「煮沸」の工程ではこんなに大きな仕込み釜を使っているのよ。

ミズキ

そして何より、品質を守り続けるために、今日も当時と同じ原料と製法、ピルゼンの醸造所のみで作られているの。

ミズキ

シュン

徹底した拘りを感じますね…!

日本の大手ビールも元を辿るとウルケルに行き着くことも感慨深いです。

ウルケルの味や特徴、美味しい飲み方は?

味わいについて

シュン

ウルケルの味わいについて特徴を教えてください!
一言でいうとモルトの甘味とホップの苦みが絶妙というところかしら。

ミズキ

シュン

モラビア産のモルトザーツ産のホップとやらですね!

その通り。笑

フランスパンの白い部分を思わせる甘み

スパイス感を匂わせるホップの苦みと例えられることも多いわ。

ミズキ

シュン

正直なところ、モルトの甘味やホップの苦みと聞いてもイマイチピンと来ないのですよね。。

いい質問ね。

ウルケルを一口飲んで味わると「モルト感」と「ホップの苦み」の正体が分かると思うわ。

甘みを感じやすいカラメルモルト

苦みを感じるザーツ産ホップの対比がしっかり感じられるの。

ミズキ

シュン

ピルスナーの爽やかさ・モルトの甘味・ホップの苦み

まさにビールの楽しみがふんだんに詰まっていますね。とにかく飲みたくなってきました!

美味しい飲み方

シュン

いつもの如くグラスに注ぐスタイルということでよいですね!

お察しの通りで。笑

ただそれで終わらないのがウルケルの人気たる所以かもしれないわね。

ミズキ

シュン

どこに違いがあるのでしょうか?

具体的には3種類の注ぎ方が公式に定められているの。

ハラディンカ」:先に泡を注ぎ、その下にビールを注いで味わいを引き出す

②「シュニット」:指一本分少なく注いだグラス上部から、豊かな香りを楽しむ

③「ミルコ」:グラスいっぱいに泡を満たしたクリーミーな味わい

ミズキ

シュン

お店で注文するときは「ウルケルの①で!」と注ぎ方まで指定するんですね!

これはビール通とちょっぴり胸を張って言えそうな気がしてきました。笑

①②は以前紹介した美味しい注ぎ方を参考にするといいと思うわ

ミズキ

【家飲み編】今日から使える!美味しいビールの注ぎ方。

シュン

③の「ミルコ」はどういうことでしょうか?泡を満たしたとは、、
言葉の通りよ。こんな感じ。

ミズキ

シュン

想像以上でしたw

まとめ

シュン

ミズキさん、ウルケルについてとっても勉強になりました!

最後に、今日の内容をまとめておくわね。

  1. 世界で7割を占めるピルスナーの発祥
  2. 1842年チェコのピルゼンが発祥。ウルケルとは「元祖」を意味する
  3. 失敗作が転じて瞬く間に世界中に広がっていった
  4. 現在も発祥当時と同じ原料・場所・醸造法で製造
  5. モルトの甘味・ホップの苦みの対比がハッキリと味わえる一品
  6. 2021年6月1日から日本全国でも販売

ミズキ

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